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「ラヴィエール」

ラヴィエル

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父の旅立ちに

父が先週、1月7日に84歳で天に召されました。

以前、認知症であることをブログにつづったことがありましたが、一昨年の11月末にショートステイ中にころんで大腿骨を骨折、手術、入院・・・その後自宅での介護が困難となり、施設のお世話になっておりました。

もともと人のお世話をすることが大好きで、自分のことはさておき、人さまや家族の為に人生を注いできただけに、父が認知症という選択をしたことは家族にとっては辛いことではありましたが、そうすることで、皆さんからたくさんの愛を頂き、お世話をしていただくという経験を得られたのだと思います。それでも、魂レベルの高いひとでしたから、認知症になってからも、施設のスタッフのみなさんからも慕われ、気持ち良くお世話をしていただけたようでした。

ただ、会話もスムーズにできない状態だったので、施設ではだんだんベッドに横になる時間が増え、表情がなくなってきていることは、たまに会いに行くたびに感じることでした。

そして、昨年の10月、熱があるとのことで病院に行ったら、突然心停止になってしまい、緊急入院となりました。連絡を受けた時は、とにかく遠隔で父にヒーリングを送り、まだ死なないでと懇願しました。父が「もういいんだ」と言っていることは聞こえていたのですが、必死で「だめだめ、もうちょっと頑張って!」と必死で祈りました。

そして、それから3か月、気管切開をしたことで、話すこともできず、食べることもできず、熱が出ても辛いとも言えず・・・頑張って頑張って母と妹と私に心の準備期間を与えてくれました。

昨年末に肺炎が悪化して、高熱で辛そうな状態になった時、いよいよその時が近づきつつあることを覚悟しなくてはなりませんでした。最後に、できれば熱を下げて、少しでも穏やかに逝けるようにしてあげたいと思い、新年早々で迷ったのですが、遠隔でヒーリングを送っていただけるように、何人かの方にお願いし力を貸していただきました。

そして、1月7日、一時帰国中の次男がロンドンに戻るために飛行機に乗って間もなく、妹から「お父さんが・・・」と連絡を受けたのです。

いつもいつも自分ではなく、人さまの為に、家族の為に生きてきた人なので、最後も母が留守にしていて、妹が駆けつける1分前ぐらいに息をひきとりました。息のある間に間に合っていたら、また必死で「逝かないで」と言われるのがわかっていたからだろうと思います。次男が飛行機に乗ってからというのも、連休があったのも、いかにも父らしい配慮でした。

その後丸2日、自宅でゆっくりと寝かせてあげることができ、多くの方が父に会いに来てくださり、私たちも父のそばで最後の時間を共に過ごしました。
父の唇にお酒を付けてあげると、それまで冷たくて真っ白だった唇がほんのりピンク色になり、びっくりしたのですが、とてもきれいな色になっていました。

3か月の入院中、一度もお風呂に入れなかったので、湯灌の儀を執り行い、美容室で髪を洗ってもらうかのように、エステでお顔をマッサージしていただくかのように、丁寧に丁寧に洗っていただき、ドライヤーをかけていただくと、いつもの父の顔に戻っておりました。大島の着物を着せてもらって棺に移す前に手を握った時は、冷たかったけれど、柔らかくなっていた手の感触に涙が止まりませんでした。人はこうやって人生を全うしていくのだと父の手から感じたのです。

「観覚院優徳良穏居士」
これが父の戒名です。これを読んでいただければ、父の人となりがわかっていただけるかなと思います。「神さんみたいな人が仏さんになったのだから、いいとこにいけないはずがない」と皆さんに言っていただけるような人でした。そんな父のもとに生まれてくることができた私は、本当に幸せ者だと思います。大切に育ててもらって、愛情をたくさん注いでもらって、本当に感謝しかありません。
お通夜、告別式には本当に大勢の方にご参列いただき、お花もたくさんお供えしていただき、きっと父も喜んでくれた事と思います。あらためて、父の人徳を感じることができました。

心の準備期間中に、その日が来たら、できるだけ凛とふるまおうと心に決めていたのですが、どうしても涙をこらえることはできず、人ってどれだけ涙が流せるのだろうかと思うくらい泣きました。父の存在の大きさを痛感しましたが、いつまでも泣くことは父も喜ばないと思うので、これからは今まで以上に父の娘として恥ずかしくない生き方をしたいと思っています。

今回は家族や親族のありがたみもしみじみ感じることができ、父が再度みんなの絆を強めてくれたのだと思いました。普段、なるべく人に頼らず、自分で頑張ろうと思っている私ですが、遠隔ヒーリングの際もそうですが、何かの時には思い切って頼ったり、助けてもらう勇気も必要なんだと思うことができるようになりました。これも父のおかげです。

最後になりましたが、私の体調を気遣ってメッセージをくださったり、お花を送って下さったり、お忙しいなか式に参列して一緒に父を見送って下さった皆様方に心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

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